クイックスタート
約10分で、タスクの作成・着手・質問・回答・自動完了までを試します。エージェントが行う操作も、自分でagboardコマンドを実行して確かめるため、AIエージェントとの連携設定はまだ必要ありません。
インストール済みであることが前提です。agboardをインストールしていなければ、インストールと起動から始めてください。
自分のボードに触れずに試すには、以下で使うすべてのターミナルで、先にexport AGBOARD_HOME="$(mktemp -d)"を実行します。普段のボードで試す場合、この設定は不要です。
始める前に: 初回の案内
このデータ領域でボードを初めて開くと、Agent Board は短い案内を表示します。ガイドを始める を選ぶと、AI エージェントがカードをどう進め、どこであなたに判断を求めるかを確かめられます。案内は 2 枚のサンプルカードを作り、その上で AI の進みを模擬します。AI エージェントや API キーは要りません。2 枚目の質問には、カード上で回答します。最後まで進めると、サンプル 2 枚はアーカイブされます。
- スキップ は、何も作らずに案内を閉じます。このデータ領域では、案内は再び表示されません。
- ガイドを終了 を選ぶか Escape を押すと、途中で案内を終えます。ただし、回答欄に入力している間の Escape は何もしません。そのときのサンプル 2 枚はアーカイブされます。次にボードを開くと、新しい 2 枚で案内が表示されます。
最後まで進めた案内やスキップした案内は、このデータ領域では自動で再表示されません。もう一度見るには、設定を開き、チュートリアルの行で試してみるを選びます。いま開いているプロジェクトで案内が始まり、サンプルカードを 2 枚作ります。最後まで進めるか途中で終えると、サンプルはアーカイブされます。
1. ボードを起動する
agboard project create "Quickstart"
agboard serve --port 7420サーバーを起動したまま、http://127.0.0.1:7420/を開きます。ヘッダーでQuickstartを選びます。作成直後のボードにはタスクがありません。ここからのコマンドは、別のターミナルで実行します。
2. 自分でタスクを追加する
ブラウザでタスク追加を選び、依頼フォームで手動で作成を選びます。タイトルにWrite the setup guideと入力し、担当はユーザーのままにして、追加します。未着手の列にタスク#1が追加されます。
3. エージェントにタスクを渡す
受入条件を一つ持つファイルtask.mdを作ります。
---
acceptance:
- id: AC-1
text: The install steps work on a clean machine.
done: false
history: []
---
Walk through the install steps and note anything that is unclear.AI担当のタスクとして追加します。
agboard --project "Quickstart" add "Check the install steps" --assignee ai --actor ai --desc-file task.mdコマンドが新しいタスクのIDを表示します。ここではタスクIDを#2として説明します。未着手の列に、AIのアイコンと受入条件の達成数0/1が付いたタスクが追加されます。
4. エージェント役: 作業を始める
エージェントは、タスクを進行中に移し、稼働中だと報告して作業を始めます。
agboard --project "Quickstart" mv 2 doing --actor ai --reason "Start checking the install steps"
agboard --project "Quickstart" state 2 running --actor ai --reason "Following the install page"
agboard --project "Quickstart" history add 2 --reason "Built the web UI and installed agboard without errors"ブラウザでは、タスク#2が進行中に移り、稼働中と表示されます。選んで履歴タブを開くと、各操作が日時と理由とともに並んでいます。
5. 質問して回答する
エージェントは、判断が必要になると、選択肢つきで質問します。
agboard --project "Quickstart" state 2 pending --actor ai --request-json '{"question":"Should the guide also cover Windows?","choices":[{"id":"yes","label":"Yes, include Windows"},{"id":"no","label":"No, macOS only"}]}'このコマンドは既定で回答まで待つため、agboard serveを起動しておきます。タスク#2が待機中になり、質問と2つの選択肢が表示されます。ブラウザで選択肢を選び、必要ならメモを書いて、回答を送ります。コマンドは回答を受け取って戻り、タスクは未稼働に戻ります。
エージェントは、タスクの履歴で回答を読んで、作業を再開します。
agboard --project "Quickstart" show 2
agboard --project "Quickstart" state 2 running --actor ai --reason "Windows is not needed; continuing with macOS"6. 受入条件を満たして完了する
エージェントは受入条件を検証し、結果を記録してから達成済みにします。ここでは、元のファイルをコピーしてdone: trueに書き換え、タスクへ反映します。
agboard --project "Quickstart" history add 2 --reason "Verified the install steps on a clean machine"
sed 's/done: false/done: true/' task.md > task-done.md
agboard --project "Quickstart" edit 2 --desc-file task-done.mdサーバーが動いていれば、タスク#2は自動で完了に移ります。完了の列へ手動で移す必要はありません。自動完了は、下書きではないAI担当のタスクが対象です。ユーザー担当のタスク#1は、未着手の列に残ります。
7. 片付ける
サーバーのターミナルでCtrl+Cを押します。一時的なAGBOARD_HOMEを使ったなら、ほかにすることはありません。そうでなければ、練習用のプロジェクトを削除します(あなたの確認を求め、エージェントは実行できません)。
agboard --project "Quickstart" project rmここで確認したこと
- タスクは未着手 → 進行中 → 完了と進み、エージェントは未稼働・稼働中・待機中を報告します。
- すべての変更が、理由つきでタスクの履歴に記録されます。
- エージェントは待機中で質問し、あなたがタスク上で回答します。
- すべての受入条件が達成されると、AI担当のタスクは自動で完了します。
次に読む
- 基本の考え方: 今回の操作に関係する概念を確認します。
- エージェントとの連携: AIエージェントと連携し、ここで試した操作を任せます。
- ボード: ブラウザでの操作を詳しく説明します。

