基本の考え方
ボードを使ううえで基本となる、プロジェクト・タスク・列・エージェントの状態などを説明します。各操作のガイドも、これらの概念を前提にしています。
プロジェクト
プロジェクトは一つのボードです。タスク・エピック・履歴はプロジェクトごとに独立しています。ブラウザではヘッダーでプロジェクトを選び、コマンドラインでは--project NAMEで指定します。
タスク
タスクは一つの作業を表し、次の情報を持ちます。
- タイトルと本文(自由なMarkdown。計画、結果、成果物へのリンク)。
- 担当: エージェントが行う作業はAI、あなたが行う作業はユーザー。担当はタスクの作成時に決まり、変えられません。
- 受入条件: 作業の完了を判断するためのチェックリスト。
- 履歴: 何が起きたかを時系列に並べたもの。各項目は日時と理由を持ちます。
列
タスクは三つの列のどれかにあります。
| 列 | 意味 |
|---|---|
| 未着手(Todo) | まだ始めていない作業。 |
| 進行中(Doing) | 作業中。 |
| 完了(Done) | 完了した作業。 |
エージェントの状態
AI担当のタスクには、エージェントが何をしているかも表示されます。
| 状態 | 意味 | 設定できる列 |
|---|---|---|
| 未稼働(Idle) | エージェントが作業していない。 | すべての列。ユーザー担当のタスクと完了したタスクは常に未稼働。 |
| 稼働中(Running) | エージェントが作業している。 | 進行中だけ。 |
| 待機中(Pending) | エージェントがあなたの回答を待っている。 | 未着手と進行中。 |
稼働中は、エージェントが最後に報告した状態で、エージェントが実際に動いていることを保証するものではありません。エージェントが異常終了すると、誰かが変えるまで、タスクは稼働中のままです。タスクを別の列に移すと未稼働に戻り、未回答の質問は取り下げられます。
判断依頼
エージェントはユーザーの判断が必要になると、質問と選択肢を添えた判断依頼を出します。タスクは待機中になり、回答欄が表示されます。選択肢を選ぶか、メモを入力して回答してください。両方を入力することもできます。回答は履歴に残り、エージェントはその内容を読んでから作業を再開します。質問は、回答されるまで未回答のまま残ります。判断依頼を参照してください。
受入条件と自動完了
受入条件は、各タスクにあるチェックリストです。エージェントは、検証が済んだ条件を達成済みにします。AI担当のタスクのすべての条件が達成になると、タスクは自動で完了に移ります(サーバーが動いている間)。条件のないタスク、あなたが担当のタスク、下書き、待機中のタスクは、自動では完了しません。ファイルの形式はMarkdownファイルの形式に説明があります。
エピック
エピックは、タスクをまとめて管理する単位です。名前・色・Markdownで書いた詳細・タスクの順序を持ちます。タスクは、最大で一つのエピックに所属します。エージェントは、順序を読んで、次にやることを選びます。エピックと進行表を参照してください。
下書き
下書きは、あなたがまだ書いているタスクです。エージェントは読み取り専用として扱うので、書きかけのものを変えることはありません。準備ができたら確定します。下書きを参照してください。
履歴
タスクの移動や状態変更、質問と回答は、履歴に自動で記録されます。エージェントが追記した進捗のメモも同じ履歴に並びます。各項目は日時と理由で構成され、履歴タブでは新しい順に確認できます。
データの置き場所
すべては、あなたのマシンのフォルダ(既定では~/.agent-board/)に通常のファイルとして保存されます。ブラウザ、agboardコマンド、エージェントが、同じファイルを読み書きします。データとバックアップを参照してください。
次に読む
- ボード: ブラウザでの基本操作を説明します。
- エージェントとの連携: エージェントがボードをどう使うか。

